気まぐれぽえむ。
残念駄作＼(^o^)／
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2012年06月23日(土)
【誰にでも優しい人】(19)
誰にでも優しい
そういう人は
好きな人じゃなくて
優しい人で終わるの
特別扱いなんかじゃなくて
私が特別でいたいときがあるの
それがわかったときが
きっと恋に落ちたとき
21:14
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2012年06月21日(木)
【No Title】(16)
上からぶら下がる甘い果実
螺旋階段のように渦巻く
犠牲になったような表情
林檎は地面に吸い寄せられて
ぐしゃぐしゃの顔で訴えた
裏切り者
23:14
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2012年06月05日(火)
【時刻は】(20)
12時36分
私は今日も
生きています
理由は分かりません
なんで生きているのでしょう？
原因はなんでしょう？
理由が分かりません
生きていると
皆が悲しみます
隣で涙を流しています
なんで涙を流しているのか
わたしには分かりません
12時38分
私は今
幸せなのか
分かりません
22:37
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2012年06月03日(日)
【No Title】(13)
憤る
気丈に振る舞う私
流れてくる雑音に
意味はない
22:24
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2012年06月02日(土)
【終末】(18)
果実を口に運ぶ
血の気のない食べ物とわたし
喉につっかえる感覚
何気無い動作が
異常に感じる
私が目を向けると
それはただ其処に居続け
終末の合図を待っていた
23:15
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2012年05月19日(土)
【夢】(16)
23:10
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2012年05月19日(土)
【No Title】(12)
汚い路地裏
汚物にまみれた通路
地下に籠って
すすり泣く
誰にも気づいてくれないまま
私はまた地上に降り立つ
21:17
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2012年05月18日(金)
【No Title】(12)
アダムとイウ゛が
あの時林檎を口にしなければ
人間も知恵を持たなかったのに
私がいま口にするのは
現実を見ない
ただの戯れ言
ルシファーが与えた火は
文明も同時に与えたけど
同時に人は恐怖に陥った
私がいま目にするのは
孤独に陥る人の姿
林檎の蜜が甘いのを
私はただ勘違いをしていた
22:55
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2012年05月16日(水)
【官能小説】(12)
君はまるで
官能小説に出てくる
主人公だ
僕が帰ると
鞄を捨てて
君はネクタイをほどく
まるで夕食を
待っていたかのように
僕にかぶりつくんだ
その光景は
実に官能的で
目が眩むよう
今日僕はステーキを食べた
明日はサラダを食べよう
それでも君は
何も口にしなかった
22:52
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2012年05月16日(水)
【しあわせの隣】(11)
初めてのキスの味
甘くて溶けていった
春にはまた
花が咲いて
いいにおいがするのかな
足音がリズミカルに
遠くで聞こえるけど
それは君の距離かもね
それは終わるはずのない
君と僕のストーリー
冬にはまた
街に雪が降るのかな
そしたら君とまた
かわらないキスをしよう
22:46
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